ストーカー
カメラの中に記憶されている写真は、どれも風景写真ばかりだ。


そんな……。


絶対に怪しいのに、証拠がないことで脱力してしまう。


その瞬間カメラを取られてしまった。


「カメラに興味があるなら、一緒にどう?」


そう聞いてくる西村君を無視して、あたしは家に逃げ込んだのだった。
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