また明日、会えたなら
私轢き逃げされちゃったんだ

「咲っ!本当に目を覚ましたのか⁉︎」

いろんなことを考えていると男の子が入ってきた
制服着てるから高校生かな?
泣いているこの顔、見られたくないや…

母「奏多くん!部活は終わったの?」

奏「いえ、お母さんから連絡受けて、居ても立っても居られなくて」

奏多くん?この人がそうなんだ
かっこいい人だなぁ

咲「えっと、奏多くん?
私のお兄ちゃん?」

奏「咲?何言って…」

奏多くんがその先を言うことはなかった
お母さんが止めたから

母「お母さん、ちょっと奏多くんと話してくるわ
咲、少しでも体調悪くなったらナースコール押さないとダメよ?」

咲「わかった」

そう言ってから2人は出て行った
することもないから寝ちゃおうと思ったとき、

咲「痛っ」

本当に一瞬だけど、頭が痛いって感じたんだ
大丈夫だと思ったからナースコールは押さなかった

この時、押していたら未来は変わっていたのかな?
そんなのは神様しか知らない
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