『ああ、死にたい。』そう呟く18時37分
しかも、今回の件を上に報告する為に顛末書を書く時も。

『簡単でいいよ。顛末書なんて形式的なものなんだから。』
『状況が悪かっただけなんだから。』
『お客さんも怒ってなかったしね。』
『営業が上手くやってくれるから大丈夫。』

擁護の応酬。


箇条書きを含む簡単な顛末書と、疫禅士さんがきつく注意すると上に報告した為、世匙訳さんは特にお咎め無しでした。


私とはえらい違いですね。

会社を間違えてる無責任でも、
社会人としてあり得ない見落としでも、
信用問題にも関わる重大な過失でも、

私以外なら何の問題もないようですね。

当然ながら、散々罵倒しまくった私に対して謝罪の一言もありません。



そもそも、世匙訳さんを擁護していた疫禅士さんと井狭岳さんも同罪なんですよね。


封筒に入れたの世匙訳さんと疫禅士さんで、
入れ間違いがないかのチェックをしたの疫禅士さんと井狭岳さんですから。


2人ともバタバタしてて覚えてないと言い張っていて、追及もしなかったのでどちらかは不明です。





もしも私だったらどうなっていたんでしょうね。
想像もしたくありません。
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