漣瀬くんが怖くて学校行けない
ど、どうしよう…

気まずい雰囲気に思わず漣瀬君の後ろに隠れる私。
すると、

「すいません。授業あること忘れてました。」

漣瀬君がいくらなんでも無理のありすぎる言い訳をした。

「あ、でもマオのことは責めないで貰えますか?俺が彼女を口説いてたから授業出れなかっただけなんで!」

…は?
さっき付き合うことになって早速部外者にもカミングアウトですか?!

漣瀬君の予想外のセリフに、私は勿論、先生もクラスメートも固まってしまった。

そして、漣瀬君は本日一番の爆弾発言をした。
< 25 / 30 >

この作品をシェア

pagetop