﹢◊*゚悲しみの果てに﹢◊*゚
茉美「忘れませんよ」
誠「フッいい目してる」
茉美「へ?」
誠「あの時のあんたは死んでた」
茉美「あの時は……」
誠「何があったかは知んない。
だけど、あんたは笑ってる方が似合ってるよ」
茉美「あの、誠さん」
誠「なに?」
茉美「あの時、私は誠さんに救われました。
ずっとお礼を言いたくて…」
誠「それは良かった。じゃあね」
茉美「はい、さよなら」
そう言って私はその場を離れた