おじさんは予防線にはなりません
私も頷き返して席を立つ。
このあいだ池松さんが一緒にお昼を食べに行こうと誘ってくれていたし、一応、お弁当はやめておいた。
別に期待していたわけではないけれど、でも本当に池松さんが誘ってくれたときにお弁当だったら悪いな、って。
会社を出ると青葉を茂らせた街路樹が影を落としている。
連休に入ったとたん一気に気温は上がり、池松さんはノータイになった。
ボタンを外してもちゃんと下シャツが見えないものにしているあたり、さすがだと思う。
「これから暑くなると汗かくから嫌だよな」
日差しが眩しいのか、池松さんは目を細めた。
「そうですね。
いろいろ気になりますし……」
化粧崩れだとか汗ジミだとか臭いとか。
みっともなくならない程度に気をつけてはいるけれど、いまいるところではさらに気をつけないと、小さなことでなにか言われそうだ。
「そういえばさ……ってもう着いたから、続きはあとでな」
このあいだ池松さんが一緒にお昼を食べに行こうと誘ってくれていたし、一応、お弁当はやめておいた。
別に期待していたわけではないけれど、でも本当に池松さんが誘ってくれたときにお弁当だったら悪いな、って。
会社を出ると青葉を茂らせた街路樹が影を落としている。
連休に入ったとたん一気に気温は上がり、池松さんはノータイになった。
ボタンを外してもちゃんと下シャツが見えないものにしているあたり、さすがだと思う。
「これから暑くなると汗かくから嫌だよな」
日差しが眩しいのか、池松さんは目を細めた。
「そうですね。
いろいろ気になりますし……」
化粧崩れだとか汗ジミだとか臭いとか。
みっともなくならない程度に気をつけてはいるけれど、いまいるところではさらに気をつけないと、小さなことでなにか言われそうだ。
「そういえばさ……ってもう着いたから、続きはあとでな」