My Angel 〜私の天使〜
「どうしたの?2人とも」


この空気があまりにもおかしくて私は2人に聞いてみた。


すると2人は目を見合わせて私の方を向いて答えた。


「紗凪、今日月曜日だよ?大丈夫?」


月曜日、そうだ今日は月曜日。


月曜日に何かあったなんて記憶はない。


何か大事なようでもあったか。


今日、と言って思いつくのは強いて言えば職員室でのズカちゃんのあの意味深な笑み。


なにも言わない私にゆきが心配そうな顔で聞いてきた。


「紗凪、本当になにもわからないの?」


そう言われても思いつかないものはしょうがない。



「そうだよ?え?なに?」


今度は私がなにも気づかないことに呆れた湊が口を開いた。
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