正義が悪に負ける時


マコが息を引き取ったあの夏、

何百㎞と離れた鹿児島の地で僕はずっと空を見上げていた。


最期を看取る資格も、

母を失い、悲しみに暮れるアキラを抱き締める資格も僕には無い。



ただひたすらマコを想い、
滲んだ快晴を見上げていた。














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