素肌に蜜とジョウネツ

そして、


「じゃあ、ちょっと俺はバックにいるから、頼んだよ」


そう言うと、フロントバックに行ってしまった神崎マネージャー。


「瀬名さん、噂通りですねっ」

「う、うん」

「職場での良い目の保養になりますねっ」

「確かに……」


こっそり、そんな会話をする私と美山ちゃん。

まぁ、職場でイイ男を見つけてキャッキャッと騒ぎたいわけじゃないけど、

仕事に支障を来たさなければ、これくらいの楽しみあってもいいよね……?


しかし、

期待が薄かった分、高輪マネージャー……

かなりレベル高く感じる。

しかも、登場があの煌びやかな大階段からだけあって、インパクトが半端ない!

社長には申し訳ないけど、二人並ぶと“貴族”と“じいや”に見えちゃうわ……


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