素肌に蜜とジョウネツ

でもっ!

本日、私は日勤上がりで、その上、明日はお互いに休日という、今日という日の夜ならっ、

何時もと違う夜が過ごせるんじゃないかって、色々と期待しちゃってる。

何でかっていうと、実は今朝、


“今夜、泊まりで食事に行かないか?”


という、高輪マネージャーからの突然のお誘いがあったからで―…

朝からずっと、ただならぬ緊張感が身体中に走っています。

高輪マネージャーより早く仕事を終えて帰宅した私は、


「ロミ男~、今夜は帰れないからお留守番ヨロシクね!」


ロミ男に告げ、念入りにお泊りデートの準備。

ただ、高輪マネージャーの帰宅時間が予想より早くて、ちょっとバタバタにマンションを出発。

家を出る間際に、もう一回念入りにメイクのチェックをしたかった……

なんて思って、ちょっとへこんじゃったけど、

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