キミに夢中な俺‼

紬の引っ越し

♡は口で言え無い、
♡あ♡い♡し♡て♡る♡のサイン
なんだけどなぁ。

はーと多すぎってなんやねん。


某有名な歌にあわせてんだけど、
知らんのか?
それに‥
もう直ぐ五月28日私の誕生日



去年は1人寂しく‥
今年は論と2人で過ごしたかった。

ロンとの一年。


下手な例えで申し訳ないけど、
テーブルに置いたままの
イケメンな、お魚ちゃん。
口紅付けた、可愛い猫ちゃんに
咥えて逃げられた。

しかも魚も猫ちゃんと逃げる気
満々何だから取り返せるはずもなく、
ハンカチ咥えて
キーくやしーいイィィゲホゲホ‘


会社に休みを入れたし、
嫁に行けないお姉さんたちには
叱られそうだ。

なぜなら合コンで捕まえた彼氏達と
G・wを楽しみたい計画が合コン前に
おじゃんになっちまうから。

残業奴隷が先に休んだら自分達で
消化しなくてはいけない。
当然、合コンはパァでんねん。


論と私の破局は、残業押し付け隊
にも降りかかったわけですよ。
これって、私のせいですか?


だとしたらカップル成立を邪魔した
事となりますか?




いいんです。
もう過去の事だし。



  紬は空港へ向かった。

 キャリーバックは、パンパンだった。 
 紬の夢を乗せて飛行機は、離陸した。


青い空、ハナミズキの囲いで埋まっ
た道は白や赤、ピンク に緑

  ア~最高。

某離れ島に付いたとき
論からのライン。


「紬、悪いけど銀行には来ないで
  ほしいんだけど‥」

   「え、なんで?」


「俺、鬼課長だから。」



    「わかった。
    行かないよ。
    ロンは心配症だね。
    安心しなよ。」

「ゴメン。」

「もうブロックしていいよ。
  意味ないからさ!」


「え、何でだよ。」


 「意味ないからだよ♡。
  おそくなる。
  寝てていい。
  帰れない。今日もデシヨ。」

「ごめん。」



「じゃあブロックするよ。」



「え、怒ってるの?
 ブロックはしないでくれよ。
 今日は、帰るから。」


    「うん、分かった。
     ご飯はいらないけど
     一回かえってきてね。」
              

「今日は、紬の好きな
チーズタッカルビ
を作るから御機嫌なおせよ。」


 「ありがとう
チーズタッカルビだーい好き❤。
  やったー♡
  でも、たべられないかなー。
  だから、論は食べて来てね。」

「体調悪いの?風邪か?
 じゃあプリンかヨーグルト買って
 帰るから。」

   「いらないよ。
    ねえ!!♡♡♡♡♡。」

「昼もみたけど5個の♡なに?
 意味あるわけ?
やめてくれよ!」

   「もういいよ。ヒントは
ドリカ〇   
    ねえ論、‥」

「なに?」

       
  「忙しいでしょ
   じゃあね!!バイバイ。」

「おう。具合悪いなら早く
 帰って寝てろ!!」

   「うん、そうする。」


そして真夜中突然の着信音‥



「ねえ!! なにこれ
 盗撮してたの?💥💢💥」
論の怒りの抗議は激しい怒号

     「知らない。ポストに
      入ってたよ」

「え?ポストに
これ、違うから‥
 誤解だから‥」
ロンは必死に違うと言う。

       「そうなんだ。
        分かった。」


「何だよ!全然違うから。」


        「そう。」


「今紬のマンション?
 すぐ迎えに行くから。」


  「こないで!! もう辛いの。」

「ゴメン!寂しかったか?
 ゴメン全部話すよ。
 だからさ、俺のそばにいてよ。」



 ヾクスッ「嘘つき。
    愛人にしょうとかしてる?
    メッチャ笑える。
    お前はアホかクスクスカス‼ 」

「なにいってんの?。」
論はあきれていた。

「あれっ、今日は、やらないん        だね。」

「な、な、なにを?」
論はシドロモドロに聞いて来る

  「毎回、お泊まりやん。
   言わせないでよ。ゆっくり
彼女とヤりなよ。」
          

何か勘違いしてるぞ‼
「兎に角今から行くから。」

論にハナミズキの写メを自撮りした
やつを送る。

「綺麗でしょ。今日撮ったんだ。」

    「どこで?」

 「ナイショッ。
  暫く帰らないよ。
  会社も休んだんだ。
  気に入ったら此処に住みます。
  だからさ論も数兆円の女と
  お幸せにね。」



「知ってたの?
 でも違うんだよ。
 紬、紬聞いてくれ。」



  「ヤダ聞かなーい。
   今から御飯。
   凄く楽しみ、お腹ぺこぺこ
  うひょっひょ。

   論も令佳さんだっけ、2人で
   食べたんでしょ。


  ああ!! 映画見てから?
  私をほったらかして
  またせといて
  自分は、女と映画見て、晩飯
  まで食べてんだもんね。」

「あ、あれは、帰ると言ったけど
 会長が来るって行ったから仕方無く。」


 「お腹空かした彼女(紬)は
  昼も夜も食べないで
  待つてたのに、平気で
  いられる彼氏なんて、何なの?
  あなたなら許せるの」 

「えっ!!今知ったんだけど‥。」

  「無関心だったからね。
   彼女に夢中で!!
勉強になった!」

   もう終わったことだし
    ドーデもヨイ。」


「ゴメン!ゴメン!
 でも違うよ。

 ゴメン!」

        ププププ
    「なにがしたい?
ゴメンって何?
     ウソつくな。
     数兆円の女最高ーよ。
     もういいんじやない。
     めんどくさい。!!

     どこかで会えたら奇跡よ。
       論が‥。」

「俺がナニ?」

「いや、いい。サラバじゃ。」ブチツ

「待て待て、待てよー!!
 此処に住むってドコだよ、
 オイ、オイ!」


それから車を回して紬のマンションへ
行った。


合い鍵でドアをあけると真っ暗で
月明かりから覗くへやは、初夏間近と
言うのにひんやりと冷たく
まるで倉庫のようだった。

主の消えたへやは、静かで
小さな物音さえ響く部屋に
様変わりしていた。


あのあと紬は、何を言おうとしてたのか‥

     論は‥いや、のあと‥



  





     

 















     
        
     





















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