キミに夢中な俺‼

三田は同年で同じ大卒だった。
学部が違うとなかなか
人柄が分から無いものだ。
それに人が良すぎていい奴だった。



誤解を受けるのは、三田も俺も

なかなかNo と言えない
日本人だからだ。
頼まれたら断れ無い。
だから受けなくていい誤解をうける。

帰ってきた紬を抱きしめる。


「ン、ンンン、どなたでしたっけ?」

「紬~イ。」 
 でた!!恒例の俺イジメがはじまった。
 とにかく誤解をとくのが、先決!!

「令佳の事だけど‥」


         ジロジロ
  「令佳、? 呼びすて?。
   そんな、仲好し?。」


Дアッ、
「イヤイヤイヤ、令佳 "サン" の事だけど‥
 あれは誤解されても仕方ない!」

        ( ̄。 ̄;)ホホウ
       「ゴカイ?とな。」

「確かに婿養子狙われた。
 俺が気づかなかったのは
 馬鹿だった。」

   モロ 狙われてたのに 
    気づこうよ。


「しかしっ!!
 夜遅くなつたり外泊は全く違う
 理由があるノシ!!。」

         (◎-◎;)ホーホ

「あれは祭りの練習だ。
 九月に行なわれる馬の競争に出るん
だ。
     «ふ~ん»

 20~30歳の独身者、しかも男しか
 だめなんだよ。 

 馬借りるのにもお金が
 ン百万出てるんだよ
 年回りで10年に1回その地区に、
 回って来るんだそうだ。


 毎年毎年つみたてをした、その
地区のプライドなんだよ。
 はした金じゃないし‥

 俺のお客さんから頼まれたんだ
70のお爺ちゃんが頭下げたんだよ
 断れる訳がない!」


 「ふつう、断れないね。」



「 ダロ?な!! な!」


予定してた男が練習で馬から落ちて
骨折し たから、その代わりがみつ
からない‥
とな !!断ったが、祭り関係者引き
連れて支店に来たんだよ。」

        マジ

「祭りって凄くお金がうごくんだよ。
 ン百万くらい。


 しかも大地主とかいっぱい関わっ
ているし地主の多い所の寄付は
凄いんだ、だから
 銀行とも関わりがある。

 わかってくれよ。


 俺も頼まれたからには、銀行員の
プライドと責任感を持ってやりたい。
 中途半端はオレの性格上出来ない。」

        
 「だから、私を無視
  したの?」      


「い、いや、だから乗馬からはじめて、
毎晩 クタクタだったんだ。

 馬との信頼関係も必要だし‥

 ド素人の俺が馬走らせるまで
ドンだけ大変か、努力したか、
理解してくれ
よ。

紬にカッコイイとこみせたくてさー
内緒にしてた。


馬の牧場も結構遠くて、ラブホに車
止めて寝たんだよ。

ホテルのオーナーも祭り関係でサ
駐車場を提供してくれたんだよ。


クタクタで運転できないしさー。
無理に帰っても、ヌ、
来ないといけないし
泊まりが楽だったんだよ。」
     
  (GPSがラブホ で、
   止ってたのソレかよ。)

 「 ウ~ン。
  しんじれる??
  あの子いたんだし
  "何回か、"関係しただろ""。」


"" シテナイ。""
 「 誓える。二人でラブホ
  入ってない。
  銀行経由で祭りの話が令佳 "サン"
  の耳に、はいったんだ、
  俺が話したんじゃない!!

差し入れとか持って来たりはした
けどラブホなんて、とんでもない。」
             


「 私も連れてけば良かったでしょっ。」

「だから. 令佳も連れて行って無い。
 勝手に来てたんだって!!。」


     「またよびすてかよ。」

 アッ!! シマッタ…
     令佳サン!!サン"


デ!!



「えと…デ!!   でって?」

 「話終わった?なら帰っても
  いいですよ~。大江・ "サン"」

「こんなに謝ってるんだよ。」 

  「三田 "サン"の事!!
   まだ謝って貰ってない!!」 

「あ、お、お前が好きすぎて
 ↓妬きもち焼いた。
 紬が‥浮気したらと思って
 頭おかしくなっていたよ。

  本当に
 スミマセンデシタ。
 彼にもちゃんと謝るよ。」
 
 ( チョーシくるった。
   メチャクチャ素直ヤンケ?。)

      ( 仕方ない。
       決断を下す。)
 

 「まあ、そうね‥うん。
  なら、許してあげる。」

論は  パアーアアっとバラが
開くような
スバラシイー笑顔をみせた。
      



















  「幸せそうな笑顔ね。」

大家である三田さん夫婦はニコニコ
して玄関先にいた。

この三人が同じ大学出で同期生と
言うのを紬は、ビックリ‼ 
して聞いた。


蒼介さんの元カノとゆうことにも、
もっと""ビックリ""した。


蒼太さんの誤解してる話も
遙ちゃんの可愛らしい笑顔でぶっ飛ぶ
だろう。


「論ってあんまりデレーっとしたこと
 無いよね。
 彼女いることにもビックリダヨ。
 ゲイって噂もあったくらい。」



「ヤメロ!! 俺は一途なんだよ。
 紬以外無いからな!! 」


そんな熱い告白をずっと言っていた、
気がする。

「もう一度だけ、信じてみる。!!」
                か?




    
      

      
     



     





   



 

 

            
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