キミに夢中な俺‼

芙美さんは祖母

「ロン何してるの?」

短い陣痛休憩中ロンに帰れと、
進める紬!
「早く、フミさんが帰ってくるし
 今入院の荷物取りに行ってるって、

 もう、ロンなにしてんの~!!」

遂にロンが反撃に出る。

「俺は父親だぞ!!
 俺は紬とこの子達を育てる!

 もう、俺は駄目だ。
 あれからずっと寝れてないし
 食べたら吐き気がする。

 生きている意味がない!

 嘘じゃないぞ
 体重48キロ何だぞ
 みてわかるだろ!!

 彼女とは何でもない! 」



    「抱き合って寝てたのに?
     むりがありますわ!! 」



「‥‥‥信じてくれないのか?」



「信じたい!だけど見たから
 彼女あなたに抱かれて
 あなたの背中を撫でてた
 もう、苦しめないで!! 」



     「‥‥‥紬!」


陣痛再開

ロンは静かに部屋をでた。
子供の顔みる権利もない‥か。

ロンは病院の待合室の椅子に座り
グッタリとしていた。

「もう、目的は果たした。
 紬に一言謝りたかった。」

 
「ギャャャャ。」
紬の悲鳴と一人目暫くして
     二人目が生まれた。

紬のまわりにロンの姿が無かった。

バタバタバ先生が直ぐ
飛び出して行った。
待合室で人が倒れたらしい。

フミさんの携帯がなった。
二人の娘を幸せそうに見ていた
フミさんの様子が変わった。


「どうしたの?
 フミさん?」

    「ああ、あ孫がちょっとね。
     ゴメンよ
     紬直ぐまた来るからね」

フミさんは、少し震えながら
出て行った。

「孫‥ロン?」


「フミさん?どうしたのー?
 ねーどうしたの?
 フミさんー、
 こたえ""てよー!」


悲痛な叫びにフミさんは
「孫が、孫が倒れた‥って!!」

それを聞いた紬はフミさんに
追いすがり

「伝えてフミさん。
 ロンに伝えて
 待ってるって。」

  
  「え"、なに?
   ま、まさか‥‥?」

フミさんは走り出しロンのいる
病室へと向かった。

「ウ~ン、ストレスによる
 食欲不振ですね、甘くみてはいけ
ません。
 お孫さんの場合かなり
 食べておられませんね。
 
 しばらく通院してくださいね。」

「あのぉ、先生?
 御願いが‥。」

    「え!エエエー!! 」

   
   





  

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