Campus Love~学内恋愛~
「それで、それで、続きは?」



「うん、高校を一年でやめて、美容関係の専門学校に入ったんだ。カオリさんと同じ」。



「何で専門学校だったの?」



「あたしね、前から化粧に少し興味があって、そこは夜間も通える学校だったから、昼間は、デパートで化粧品のセールスやって、夜は専門学校で化粧の勉強してたの。お金も稼げて、学校も行けるから」。



ユウキはリカのこと「偉い子だな」と思うと同時に、同じ歳のころの自分を恥ずかしく思った。



リカと同じくらいの歳の頃は、親に全部仕送りをしてもらっていて、バイトもあまりせずに学生生活をエンジョイしていたからだ。



しかも、ユウキは、フランスやアメリカの子のほんとんどが、高校を卒業すると、自活するようになるという話を、他の先生から聞いたことがある。



ユウキの場合、大学院時代には、親から仕送りをしてもらっていなかったとはいえ、生活費のほんとんどは、美希に支えてもらっていた。
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