私だけの甘い狼
「え?どうして?星斗くんが食べるものなんじゃ…私のお皿に置くの?間違えてるよ?」



お皿を間違えたのかな?



「お前バカ。食べたそうにしてから。さっさと食べろバカ」


な!2回も馬鹿って言った!



でも有難く食べる。



「ありがとうございます!」




なんだかんだ言って優しいんだ。



「兄貴。そこのドレッシング取って」



そういう会話が飛び交いながらみんなで星波くんと星羅ちゃんの学校の話を聞いていた。



ご飯を食べ終わると順番にお風呂に入るのが美夜輝のおうちのルールらしい。



やる事やってから好きなことをすること。



そして私もお風呂に入らせてもらいそのまま寝ることにした。もちろん食器の片付けなどは手伝ったし洗い物もした。



今日は、これと言ってすごい出来事…あ!星さんや神楽さんが若いということ!



正確には、若く見えるということ。



あれだけは、びっくりした。



だってすごくキレイ。羨ましい。



ふと星斗くんがくれた唐揚げを思い出す。



どうして私にくれたんだろう?



優しいし笑う時は、笑うことが今日わかった。



なのにどこか冷たさがある。



わかると消えてしまうような人だ。難しい。



正直な感想がこれだった。


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