【短】painful rain
ねぇ。
あたしは酷く弱くて、そして何よりも脆い人間なのかもしれない。
いもしない神へと祈り、縋り付きたいくらいに。
一人でどうしようもない不安を抱え込んで。
必死で踏み止まろうとして……。
でも、そんなことをしても。
罪深さだけが、胸を張り裂けそうなほど溢れ出していくばかり。
本当は、気付いているはずなのに。
…どうにも出来ないの。
そんな自分が情けなくて。
大嫌いで……。
居なくなってしまえばいい、なんて。
何度も、そう思った。
消えてしまえばいい…。
無に還ってしまえばいい、と。
こんな自分は誰からも必要とされていないんだと…。
そう、思ってた。