元姫と隠された真実Ⅱ



それなら・・・、私は・・・っ!


「沙羅、余計な事は考えるな。」


「・・・うん。・・・戻ろっか・・・。」


急に飛び出して、悪かったな・・・。


でも、私は病室の前で聞いてしまったんだ。


「・・・沙羅のせいなんじゃねーの?」


冷たい蒼空の声を・・・。


『全部全部、お前のせいだ!』


『お前なんていなければ!』


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