元姫と隠された真実Ⅱ



・・・頭が痛い・・・。


私は、病室のドアを開けて皆にこう言った。


「ごめんね・・・。全部全部私のせいだから・・・。」


そう言って、駆けだした。


私が、あいつの所し行かなければいけない。


もう、いい。


私の気持ちなんてどうでもいい。


もう、いいんだ・・・。


ピ ピ ピ ピリリリリ


瑞希に電話を掛ける。


「・・・私が、そっちに行くから、もう誰も傷つけないで。」


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