元姫と隠された真実Ⅱ



「いったぁぁぁぁぁぁ!」


「えっ!?」


「体中が・・・、痛い・・・。」


歩けないよぉ・・・。


「沙羅、ちゃんと掴んどけよ。」


そう言って、涼は私をお姫様抱っこした。


「あ、これ楽だわ。」


「おぉ。そうかそうか。」


涼は笑って、倉庫に入っていく。


「え、総長どうしたんですか!?」


あぁ、下っ端の皆が心配してるよぉ。


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