元姫と隠された真実Ⅱ



倉庫内は、静まりかえった。


「透馬、紅龍を・・・、要人と以外潰して。」


私はそう言った。


その声に、透馬は頷いて次々に倒していった。


その力は、圧倒的だった。


でも、一番は・・・、


紅龍が、こんなに弱くなっていた。


今は、要人だけが立っている。


私は、ゆっくりと要人に近づいて行った。


「沙羅・・・。」


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