元姫と隠された真実Ⅱ



「ごめん・・・。ごめんな・・・。」


「ねぇ、要人は私が、そんなに信じられなかった・・・?私って、それくらいの存在だったの・・・?それとも、初めから私なんていらなかった・・・?」


涙が流れる。


「違う・・・、違う俺は・・・、」


「・・・ねぇ、どうしてよ・・・。要人・・・っ。」


どうしてだろうね・・・。


「どうしてよ・・・、皆・・・。」


私は、紅龍の幹部や副総長に問いかけた。


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