元姫と隠された真実Ⅱ



皆に、謝られる。


「もう・・・、遅いよ・・・。」


もっと、もっと早くに気付いてほしかった・・・。


「どうして信じてくれなかったの!?私は、貴方達が大好きだった。何があっても、貴方達を信じる覚悟でいた。なのに・・・、なんでよ・・・!」


「沙羅・・・・・・。」


皆が、震えた声で言う。


「俺らは、取り返しのつかないことをした。・・・本当に、済まなかった・・・。」


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