潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
「味はあんまり覚えてないけど、今日の料理を頑張って作ったのは認める」
「あんまり覚えてないというのはどういうの!?」
やっぱり酷い…と香純は膨れっ面を続けるが……。
「な、尚行さんっ…!」
ビクッとして驚いた香純は、周りをキョロキョロ確かめながら、歩道に人が…と狼狽える。
「……俺、もう限界」
「え?」
「今すぐ香純を抱きたい」
「はぁ?」
「俺のマンションに行こう。いや、近くのホテルでもいい」
「ちょっと尚行さん……っ!」
んんん…!と息を急に止められ、香純は苦しそうだ。
俺が居ても立っても居られず、彼女の唇を奪ってしまった所為だ。
口腔内で舌を暴れさせると、香純は苦しそうに踠きながらも、ぎゅっと服の袖を握りしめてくる。
俺は、そんな彼女の唇を解放すると耳朶に吸い付いて、その鼓膜に向いて語りかけた。
「……あんなエプロン姿なんて見せて。その上ハートマークを描いたり、手を握って離さないとか宣言するし…香純は今日、俺を煽り過ぎ」
おかげで料理の味どころではなかった…と囁くと、顔を真っ赤に染める彼女と視線がぶつかる。
「あんまり覚えてないというのはどういうの!?」
やっぱり酷い…と香純は膨れっ面を続けるが……。
「な、尚行さんっ…!」
ビクッとして驚いた香純は、周りをキョロキョロ確かめながら、歩道に人が…と狼狽える。
「……俺、もう限界」
「え?」
「今すぐ香純を抱きたい」
「はぁ?」
「俺のマンションに行こう。いや、近くのホテルでもいい」
「ちょっと尚行さん……っ!」
んんん…!と息を急に止められ、香純は苦しそうだ。
俺が居ても立っても居られず、彼女の唇を奪ってしまった所為だ。
口腔内で舌を暴れさせると、香純は苦しそうに踠きながらも、ぎゅっと服の袖を握りしめてくる。
俺は、そんな彼女の唇を解放すると耳朶に吸い付いて、その鼓膜に向いて語りかけた。
「……あんなエプロン姿なんて見せて。その上ハートマークを描いたり、手を握って離さないとか宣言するし…香純は今日、俺を煽り過ぎ」
おかげで料理の味どころではなかった…と囁くと、顔を真っ赤に染める彼女と視線がぶつかる。