潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
「私…好きで真面目にやってる訳じゃないのよ。ただ、サラリーを貰う以上はそれなりにしないと…と思ってるだけ。それに、いつまでも新人社員ではいられないんだから、早く一人前になって、即戦力になりたいと思って頑張ってきただけ」
それが気づくと主任なんて役職を任されていて、任された以上は手も抜けないし、これまで以上にやらなきゃいけないな…と覚悟を持って仕事に打ち込んでただけだ。
「なのに、彼氏には別に好きな人が出来てしまうし、いきなり研修社員の教育は任されるし」
いい事なんて何もない…と言わなくてもいい泣き言を漏らし、もう平社員に戻りたい…と酔った上のグチをこぼした。
「彼氏に振られたんですか?」
向かい側に座る研修社員の彼は、届いた料理に手をつけようとした箸を止め、目線を上げて訊き返してくる。
「そうよ。いつの間にか私、彼に二股掛けられてたの」
何も知らなかった…とまたしても言わなくてもいい事を漏らし、少し涙ぐんでしまう。
それが気づくと主任なんて役職を任されていて、任された以上は手も抜けないし、これまで以上にやらなきゃいけないな…と覚悟を持って仕事に打ち込んでただけだ。
「なのに、彼氏には別に好きな人が出来てしまうし、いきなり研修社員の教育は任されるし」
いい事なんて何もない…と言わなくてもいい泣き言を漏らし、もう平社員に戻りたい…と酔った上のグチをこぼした。
「彼氏に振られたんですか?」
向かい側に座る研修社員の彼は、届いた料理に手をつけようとした箸を止め、目線を上げて訊き返してくる。
「そうよ。いつの間にか私、彼に二股掛けられてたの」
何も知らなかった…とまたしても言わなくてもいい事を漏らし、少し涙ぐんでしまう。