潜入恋愛 ~研修社員は副社長!?~
品良く並んだ木製のテーブルセットの間を抜けて奥へと通されながら、私は次第に胸が大きく鳴り始めるのを感じた。
(あー何だか妙に緊張)
今更のように息を吸い込んで深呼吸。
スーッと吸ってハァーと吐き出したところで前を行く人の足が止まり、自分も慌てて步を止めた。
「越智様、お連れ様がご到着なさいました」
ギャルソンはそう言うと私の前を避け、どうぞ…と言いながら目の前にあるテーブル席を示す。
「あ……どうも有難うございます」
ぺこんと軽く一礼して前に進む。
ミントグリーンのテーブルクロスが掛かった丸テーブルの上には、赤いミニバラが数輪活けられていて、そのセンスの良さに目を惹かれながらも、そうっと椅子に座っている男性へと目線を向けてみた。
「あっ……」
男性の顔を見た瞬間、私はぽかんと口を開けて呆然とした。
そこには確かに今朝見たはずの人の顔があり、キョトンしたままその顔を見つめ、その場に立ち尽くしてしまった……。
(あー何だか妙に緊張)
今更のように息を吸い込んで深呼吸。
スーッと吸ってハァーと吐き出したところで前を行く人の足が止まり、自分も慌てて步を止めた。
「越智様、お連れ様がご到着なさいました」
ギャルソンはそう言うと私の前を避け、どうぞ…と言いながら目の前にあるテーブル席を示す。
「あ……どうも有難うございます」
ぺこんと軽く一礼して前に進む。
ミントグリーンのテーブルクロスが掛かった丸テーブルの上には、赤いミニバラが数輪活けられていて、そのセンスの良さに目を惹かれながらも、そうっと椅子に座っている男性へと目線を向けてみた。
「あっ……」
男性の顔を見た瞬間、私はぽかんと口を開けて呆然とした。
そこには確かに今朝見たはずの人の顔があり、キョトンしたままその顔を見つめ、その場に立ち尽くしてしまった……。