きらきら光る
紅色の夕日に包まれながら目を閉じると啓吾を思い出す。願っても願っても戻らない日々を思い出す。
啓吾…私を連れていって。
このままじゃ私、もっともっと大切なひとを苦しめる。
ねぇ、啓吾。
聞こえてる?見えてる?
連れていってよ…。
啓吾…私を連れていって。
このままじゃ私、もっともっと大切なひとを苦しめる。
ねぇ、啓吾。
聞こえてる?見えてる?
連れていってよ…。