きらきら光る
私は図書館でも自宅でも先生を極力無視した。

目を合わさないようにして仕事をしたり、自分の部屋に鍵をかけた。

それでも先生はいつも優しく笑ってる。

「おはよう」とか「またな」とかいろいろ話しかけてくる。

これ以上私に近づかないでよ…。

自分の部屋に鍵をかけて座り込みポケットから絵の具をだす。





紺碧色の絵の具を…。
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