きらきら光る
「やばい!」
「え?」
先生の言葉に私が顔をあげるとパラパラと雨が降ってきた。
「うそ~!」
私は慌てて看板を持った。先生もすぐに看板を運ぶのを手伝ってくれた。

体育館に移動した看板。

「あちゃ~」

まだ乾いていなかった部分の色がかなり滲んでいた。

私はどうしても妥協したくなくて急いで走り画材を取りに向かった。

やばい…。くる。
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