私の恋のヒーローは

他校の生徒が知っていても
何も不思議ではない。
あの男の知名度は計り知れない。

絆「ああ、知ってるぞ。」

あやめ「お願いがあるんです!」

絆「何だ?」

あやめ「この手紙を渡して貰えませんか?」

絆「断る。自分で渡せ。」

あやめ「お願いします!
私は...恭斗に会って貰えないから。」

絆「何故、恭斗に会って貰えない?」

あやめ「お話聞いて貰えますか?」

絆「ああ、聞こう。」

私は初めて思ってしまった。
私の知らない降谷 恭斗を知りたいと。
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