私の恋のヒーローは

絆「あやめから全て聞いた。
恭斗がお前を嫌いになった理由は分かる。
でも、私にはお前が恭斗を
嫌いになる理由が分からない。」

純「お前には関係ねぇだろ。」

絆「関係ある。私は
あの男の彼女だ。」

佐々谷 純はため息をついた。

純「どんな理由だ?」

絆「何がだ?」

純「何か弱味でも握ってなきゃ
お前みたいな能面女
恭斗が選ぶ訳ねぇだろ。
どうやってあいつと付き合った?」

分かっている。佐々谷 純に
言われなくても学校中の皆が
何故、私たちが付き合ってるのか
疑問に思ってる事くらい。
< 227 / 257 >

この作品をシェア

pagetop