あいいろ
なんで
なんで?
うん、なんでだ?
別れようと思えば
簡単に別れられそうな気もする。
なんで、とか言われても
「…分かんねーよっ」
ハッとした。
言い方に、押さえ切れないイライラが出てしまった。
「…あ、洋…ゴメ…」
「んや、大丈夫だ。
タツヤがイライラしてるとか、またまた珍しい事。」
「そうか…?」
俺って、そんなに変わったのか?
台をふと見ると、
「あ、負けてる…」
口にだしてしまった。
「ぶっ」
「…笑ったな?」
洋が、明らかに笑うの我慢してます。という顔で俺を見ていた。
「あ!!完璧終わった…!!…うわ…まじ無いわ…。」
「ぶっ…ぎゃははは!!」