Romantic love
とりあえずテレビを付けたら報道番組が放送されていて、それをぼんやりと観た。
都内のワンコインランチ特集をやっていたけど、K区が出てこないからすごくがっかりした。
ランチ特集のあとは天気予報。
明日は、朝から雨だそうだ。
明日は学校もないし荷物も届くし、1日家でゴロゴロしていようと決意した。
天気予報が終わるともうすぐ6時。
番組はエンディングを迎える。
「それでは、また明日」
MCをつとめるアナウンサー2人が、画面に向かってペコリと頭を下げた。
……えっ?
「また明日」
その言葉を聞いた瞬間、なぜか目頭が熱くなった。
…………どうして??
そして今朝と同じように、ポタポタと涙が溢れてくる。
私は、なんで泣いているんだろう。
なんでこんなに、胸が苦しいんだろう。
止まらない涙をどうすることもできなくて、泣きながらこたつの上に突っ伏したら、
『んじゃまた明日』
不意に、頭の中でそんなフレーズが浮かんで、私に向かって手を振る誰かのシルエットを、ぼんやりと思い出した。
顔も思い出せないし、誰なのか全くわからない。
だけど。
……ああ、私はきっと、あなたにもう一度会いたくて泣いてるんだ。
なんの根拠もないけど、なぜかはっきりとそう思った。
ねえ、あなたは誰?
どうして、こんなに会いたいの?
都内のワンコインランチ特集をやっていたけど、K区が出てこないからすごくがっかりした。
ランチ特集のあとは天気予報。
明日は、朝から雨だそうだ。
明日は学校もないし荷物も届くし、1日家でゴロゴロしていようと決意した。
天気予報が終わるともうすぐ6時。
番組はエンディングを迎える。
「それでは、また明日」
MCをつとめるアナウンサー2人が、画面に向かってペコリと頭を下げた。
……えっ?
「また明日」
その言葉を聞いた瞬間、なぜか目頭が熱くなった。
…………どうして??
そして今朝と同じように、ポタポタと涙が溢れてくる。
私は、なんで泣いているんだろう。
なんでこんなに、胸が苦しいんだろう。
止まらない涙をどうすることもできなくて、泣きながらこたつの上に突っ伏したら、
『んじゃまた明日』
不意に、頭の中でそんなフレーズが浮かんで、私に向かって手を振る誰かのシルエットを、ぼんやりと思い出した。
顔も思い出せないし、誰なのか全くわからない。
だけど。
……ああ、私はきっと、あなたにもう一度会いたくて泣いてるんだ。
なんの根拠もないけど、なぜかはっきりとそう思った。
ねえ、あなたは誰?
どうして、こんなに会いたいの?