私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
さらに開発部の山西(やまにし)さんが庄司さんを慰めているけど……それっていったい?

「チーちゃん様々だよなー。
初日の会議で『八木原は俺のもの』とか言いだしたときは、あたまでもおかしくなったかと思ったけど」

「ほんとになー。
でもチーちゃんのおかげであの厳しい京屋部長が、ちょっとマイルドになったもんな」

「チーちゃんには感謝しかないな、ほんと」

私が聞いているなんて気づくことなく、品川さんたちは会議室を出ていった。

陰でチーちゃんなんて呼ばれていたなんて知らなかった。
それに少しでも怒られないために伝言が係にされていたのも。

佑司ってそんなに怖いのかな?

私が知っている佑司は話が通じない、おかしな人だ。
あ、でも、確かに仕事に対する姿勢は厳しいと思う。
自分にも、他人にも。

だから、怖がられているのかな。

それからも伝言係にされたけど、そこはあまり気にしないことにした。
それでスムーズに仕事ができるならその方がいいもんね。
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