私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「今度やったら絶対に、出ていくけんね。
……覚悟、しときーね」

「……ハイ」

目を細めてうっすらと笑ってやる。
佑司ののど仏が、ごくりと動いた。

「……ところでさ。
チーってどこの人?
いまの、方言だよね?」

許してもらえてすっかり気が緩んだのか、佑司もベッドに上がって私を抱き締めてくる。

「あー、北九州の方、というか。
厳密には北九州じゃないんですけど。
まあそんな感じです」

「へえ、そうなんだ。
だからかな、凄味があった」

「へ?」

なんでそこで、だからに繋がるのかがわからん。

「ほら、北九州ってヤクザの国だろ?」
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