私の赤点恋愛~スパダリ部長は恋愛ベタでした~
「その。
……すみません、デシタ」

「ほんとにそう、思っちょん?」

ブン、ブンと首が振り切れるんじゃないかという勢いで佑司が頷く。

「もう二度と、こんなことシマセン。
絶対に」

だから、許して?

怒られたときの一護そっくりな顔でうるうると瞳を潤わせて見られたら、気持ちがぐらぐらしてくる。

「ほんとに?」

ブン、と再び彼がまた頷く。

「絶対に?」

ブン、と三度、彼が頷いた。

「絶対に。
約束シマス」

はぁーっ、私の口から吐き出された息が、安堵のものなのか情にほだされてなのはかはわからない。
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