明日からの使者





二人が泣き止んだ私を家まで送ってくれて、私はすっかり灯りの消えた家にそっと足を踏み込んだ。





起こさないように、
そっと…






たぶん、お父さんとお母さんが1階で寝てるはず。




私は歩く音を最小限にして、自分の部屋のある2階へ向かった。





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