明日からの使者



桑田はニヤリと笑った後、更にこう続けた。



「あの先輩のためのお守り…か。お守りぐらいじゃ、振り向いてもらえないな。男の俺から見ても、たくさんの女が言い寄ってきてる感じだし。」





それは…
気付いてるけど…



ハッキリ言わなくてもいいじゃん!!




いちいちムカつくことばっかり…!






「あんた…!」




…と、

私が口を開いたとほぼ同時に…、






< 63 / 210 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop