先生と準備室
「ごめん、こうするしか無いんだ。
ちょっと、呼吸整えてから
保健室に戻ろう?」

背中をまた、撫でられ呼吸を整える。

「落ち着いた?大丈夫?」

「はい…すいません…」

「良かった。ちょっとマシでしょ」

中川先生の言う通り吐いたら大分マシに

なった。

「はい、大分…」

「ん、良かった。立てる?」

私は柱を支えにし立ち上がる。

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