先生と準備室
もう、体はヘトヘト。ソファに座り込んで

泣き続ける。

「ん…うぅ…私…別れたくなんてない…
最低だ……」

ふと、横に視線を送ると

テーブルの上を見ると先生の好きな

チョコレート。それに、ブラックじゃなくて

ミルクたっぷりのカフェオレ。

少し子供っぽい食べ物が好きだから、

恥ずかしいなんて言ってたよね。

私は甘党の先生も、全部が好きだった。

「フッ…ウゥ…ここも…
もう、来れないよね…」

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