先生と準備室
「だって黒田、藤井の事好きでしょ?」

え、なんで…

俺は学級委員になってからずっと藤井が

好きだった。藤井は優して気が利いて。

俺はずっと藤井が好きだった。だけど

学級委員が同じなのに話す機会が無いし、

1番ショックだったのは俺の名前が藤井

に伝わってなかった事。

「それにバラされたとしても俺は教師やめて
藤井を幸せにするから」

「うわ…」

「んふふ。なに?」

「負けた…」

< 319 / 417 >

この作品をシェア

pagetop