先生と準備室
本当ごめんな…と何度も謝られていると

チャイムが鳴った。

「あ、先生、六時間目終わっちゃった…」

「ほんとだ。藤井、今の時間なんだった?」

「国語です」

「国語?じゃあ、遅れた理由
俺から伝えとく。
国語の先生な、俺の後輩なんだ!」

「そうなんですか!?
ありがとうございます。」

「おう!気をつけて帰れよ!
俺が言えることじゃないけど…
部活はやめとけ。」

私はバドミントン部に所属している。

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