インスタント マリッジ~取り急ぎ結婚ということで~
その夜は有り余る性欲をなんとか自制して、指先でほんの一瞬私の頬に触れる程度の接触で我慢したそうだけど、翌朝も尚史は私の顔を見ると胸の高鳴りと股間の疼きがおさまらなかったらしい。
その時点では『俺はモモが好き』という感情がハッキリとあったわけではなかったので、幼馴染みの私を性の対象として見てしまった罪悪感で、私の顔をまともに見られなかったそうだ。
「そんで……帰る前に旅館の売店でお土産選んでたら、モモが俺のすぐ隣に来て『このキーホルダーおそろいで買おうよ』って。それだけのことなのにめちゃくちゃ嬉しくて、モモがいつもの数倍可愛く見えて、『ああ、俺はやっぱりモモが好きなんだなぁ』って思った」
尚史はおそろいのものを持つなんてカップルがすることだと思っていたそうで、私がキーホルダーをおそろいで買おうと言ったことが、とてつもなく嬉しかったらしい。
そしていつかは私とカップルになって、寝る前に電話で話したり、手を繋いで歩いたり、思いきり抱きしめてキスしたいなと思ったそうだ。
「そこからはもうモモのことが好きで好きで、可愛くてたまらなくなって、何しててもモモのことばっかり考えるようになった。モモのこと気に入ってる奴がいたら、モモにくっついてそいつとの接触を必死で阻止したりとか、とにかく俺以外の男を近付けないようにした。高校はモモが女子校に行ったから無理だったけどな」
その時点では『俺はモモが好き』という感情がハッキリとあったわけではなかったので、幼馴染みの私を性の対象として見てしまった罪悪感で、私の顔をまともに見られなかったそうだ。
「そんで……帰る前に旅館の売店でお土産選んでたら、モモが俺のすぐ隣に来て『このキーホルダーおそろいで買おうよ』って。それだけのことなのにめちゃくちゃ嬉しくて、モモがいつもの数倍可愛く見えて、『ああ、俺はやっぱりモモが好きなんだなぁ』って思った」
尚史はおそろいのものを持つなんてカップルがすることだと思っていたそうで、私がキーホルダーをおそろいで買おうと言ったことが、とてつもなく嬉しかったらしい。
そしていつかは私とカップルになって、寝る前に電話で話したり、手を繋いで歩いたり、思いきり抱きしめてキスしたいなと思ったそうだ。
「そこからはもうモモのことが好きで好きで、可愛くてたまらなくなって、何しててもモモのことばっかり考えるようになった。モモのこと気に入ってる奴がいたら、モモにくっついてそいつとの接触を必死で阻止したりとか、とにかく俺以外の男を近付けないようにした。高校はモモが女子校に行ったから無理だったけどな」