雨上がりの恋
気づいた時には、そう叫んでいた。

その先の言葉はもう聞きたくない。

聞いちゃいけない。

悠太は私を裏切っていたわけじゃなかった。

例えそうだとしても、それが暗闇を照らす光になる?

この絶望の淵から立ち上がる希望になるの?

ううん…ならない。

きっと、今以上にお互い辛くなるだけだ。

今から別れる女に優しさなんて必要ない。
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