雨上がりの恋
『…そんなこと言えない…』

悠太の悲痛な声が聞こえた。

「別れてほしいんでしょ?だったら…それくらい言いなさいよ!」

辛くて苦しくて痛む胸を押さえながら叫んだ。

それから、どれくらいの沈黙が流れただろう。

電話の向こうで悠太が息を飲んだのが分かった。

『美優より…大切な人ができた。だから…別れて…ほしい。』
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