運命〜貴方が愛おしくて〜



長老「儀式を進めろ」









その後習わしに沿って私は部屋に入った。









小さなテーブルに一杯の飲み物が入っている。









そう、これは毒薬。









少しずつで良いから飲み干さないといけない。









飲む前に私はセレムの顔を思い浮かべた。









どうか私の分まで幸せになってね。









そして一気に飲み干した。









だんだん眠くなって来る。









おやすみなさい。
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