運命〜貴方が愛おしくて〜




気がつくと目が覚めた。








私は毒薬を飲んで。








「妃鞠」








可笑しい、愛しいセレムの声が聞こえる。









「妃鞠」









ほら、やっぱりセレムの声。









「セレム、どうして?」









セレム「妃鞠、俺が神なんだ。もう古くからお前ら人間と交わした約束にそい、膨大な草原と交換に巫女を捧げられてきた」









「セレムが神?今まで何故?」
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