未来の約束
自宅に戻り、ベットに体を投げ捨てる。

・・・疲れた。

頭も体も、これ以上にないくらいに消費している。

桐島が現れてから、あたしの平穏な日々が壊されている。

だけど心のどこかで、期待している自分もいる。

ただ繰り返されるだけだった日常に、文句があったわけではない。

それを望み、そう生きてきたのは、あたしだから・・・

でも桐島と出会い、少しだけ明日に期待している自分も居る。

あ、薬・・・

重い体を動かし、薬を流し込む。

・・・わかってる。

夢を見れば、辛い思いをするのは自分だって・・・

ちゃんと、わかってる。

盛大なため息を零し、グッと唇を噛み締めた。

もう、諦めることには慣れている。

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