世界No.1の総長と一輪の花
俺はすぐにゲーセンを出る。
「詩優!?」
途中ですれ違った倫也と竜二に
「悪ぃ!用事できた!!」
と告げてからバイクを走らせた。
…どこ行った……?
…もしヤるとしたら、やっぱりホテル…だよな?
ここから近いホテル街。
……路地裏を通った方が近い
幸い通りが少ない…というかほとんどない道路の端にバイクを止めて、路地裏に入っていくと……
「…たす…けて…」
今にも消えそうな小さな声が聞こえてきた。
俺は自分のパーカージャケットのフードを深くかぶって奥へと進む。