W Love ダブルラブ~イケメン双子に翻弄されて~
3日後の土曜日
いよいよ来週から監査が入るということで、静香は総務の人達と最後の準備に追われ、夜中まで掛かってしまった。
書類の準備から掃除まで、みられるところは色々あるから意外とやることが多い。
もうすぐ夜の11時になろうというところで「もうここら辺でいいでしょう」と総務の武田課長が言い、「お疲れ様でした~」とみんな疲れた表情でわらわらと帰って行く。
静香も帰ろうと鞄を持ったら、中からスマホの着信音がする。
取り出してみると前澤副社長から。
今日は4時まで仕事でその後、前澤副社長は梗月を食事に誘って出ているはず。何かあったのだろうかと、あわてて出た。
「はい、新村です」
「ああ、新村さん、悪いねこんな時間に。今家かな?」
「いえ、監査の準備が今まで掛かってしまって会社です。ちょうど今帰ろうとしてたところなんですけど。何かありました?」
「それはちょうどいい。ちょっと梗月君を迎えに来てもらえないかな?彼、珍しく酔ってしまってね。会社に梗月君の車置きっぱなしだろう?それで来てくれないかな?」
「あ、はい。かしこまりました。場所はどこですか?」
場所を聞いて、社長室にある車のキーを取って来て車に乗り込む。
お酒に強いはずの梗月が酔ってるだなんて、どれだけ飲んでるんだろう。
心配になりながらも車を走らせる。
聞いた場所は二人がよく行くバーの名前だったからすぐにわかった。
店の前に到着すると、前澤副社長に肩を担がれながら項垂れてる梗月の姿が見える。
慌てて車を出て回り込み駆け寄った。
「前澤副社長。梗月さん、大丈夫ですか?」
「ああ、ごめんね?新村さん。僕が送ればいいんだけど、僕もだいぶ酔っぱらってしまってね。いやいや4時からぶっ通しで飲み続けたらこうなるって初めて知ったよ」
「ええ~っ?」
あははは~っと陽気に笑ってるけど、4時からって、約7時間もお酒飲み続けてたってこと?そりゃ酔っぱらいますよ。きっとお酒に強い二人だからアルコールの強いお酒ばかり飲んでたんだろう。
さすがに呆れてしまった。
「もうっ二人とも!そんなに飲んで体壊したらどうするんですか!」
「ごめんごめん、とりあえず梗月君車に乗せて?」
苦笑いの前澤副社長にまだ文句が言い足りないけど、しょうがないから車の後部座席のドアを開ける。
寝ているのか梗月は前澤副社長にされるがまま後部座席に寝かされた。
「じゃ、梗月君の事は頼んだよ。」
そう言って、踵を返す前澤副社長に呼びかける。
「あっ、副社長もお送りしますよ!」
「だいじょぶ、だいじょぶ、今日奥さん来てるから迎え来てるの。じゃあ、よろしく」
前澤副社長が指さす方を見ると白い車に奥様らしき人がいた。目が合って軽く会釈する。
単身赴任中の副社長。たまの土日は奥様が来てるようで、じゃあ、奥様に梗月も送ってもらったら?と一瞬思った。
言葉を飲み込んで副社長が車に乗り去っていくまで見送る。
いよいよ来週から監査が入るということで、静香は総務の人達と最後の準備に追われ、夜中まで掛かってしまった。
書類の準備から掃除まで、みられるところは色々あるから意外とやることが多い。
もうすぐ夜の11時になろうというところで「もうここら辺でいいでしょう」と総務の武田課長が言い、「お疲れ様でした~」とみんな疲れた表情でわらわらと帰って行く。
静香も帰ろうと鞄を持ったら、中からスマホの着信音がする。
取り出してみると前澤副社長から。
今日は4時まで仕事でその後、前澤副社長は梗月を食事に誘って出ているはず。何かあったのだろうかと、あわてて出た。
「はい、新村です」
「ああ、新村さん、悪いねこんな時間に。今家かな?」
「いえ、監査の準備が今まで掛かってしまって会社です。ちょうど今帰ろうとしてたところなんですけど。何かありました?」
「それはちょうどいい。ちょっと梗月君を迎えに来てもらえないかな?彼、珍しく酔ってしまってね。会社に梗月君の車置きっぱなしだろう?それで来てくれないかな?」
「あ、はい。かしこまりました。場所はどこですか?」
場所を聞いて、社長室にある車のキーを取って来て車に乗り込む。
お酒に強いはずの梗月が酔ってるだなんて、どれだけ飲んでるんだろう。
心配になりながらも車を走らせる。
聞いた場所は二人がよく行くバーの名前だったからすぐにわかった。
店の前に到着すると、前澤副社長に肩を担がれながら項垂れてる梗月の姿が見える。
慌てて車を出て回り込み駆け寄った。
「前澤副社長。梗月さん、大丈夫ですか?」
「ああ、ごめんね?新村さん。僕が送ればいいんだけど、僕もだいぶ酔っぱらってしまってね。いやいや4時からぶっ通しで飲み続けたらこうなるって初めて知ったよ」
「ええ~っ?」
あははは~っと陽気に笑ってるけど、4時からって、約7時間もお酒飲み続けてたってこと?そりゃ酔っぱらいますよ。きっとお酒に強い二人だからアルコールの強いお酒ばかり飲んでたんだろう。
さすがに呆れてしまった。
「もうっ二人とも!そんなに飲んで体壊したらどうするんですか!」
「ごめんごめん、とりあえず梗月君車に乗せて?」
苦笑いの前澤副社長にまだ文句が言い足りないけど、しょうがないから車の後部座席のドアを開ける。
寝ているのか梗月は前澤副社長にされるがまま後部座席に寝かされた。
「じゃ、梗月君の事は頼んだよ。」
そう言って、踵を返す前澤副社長に呼びかける。
「あっ、副社長もお送りしますよ!」
「だいじょぶ、だいじょぶ、今日奥さん来てるから迎え来てるの。じゃあ、よろしく」
前澤副社長が指さす方を見ると白い車に奥様らしき人がいた。目が合って軽く会釈する。
単身赴任中の副社長。たまの土日は奥様が来てるようで、じゃあ、奥様に梗月も送ってもらったら?と一瞬思った。
言葉を飲み込んで副社長が車に乗り去っていくまで見送る。