愛の階段
曲がりくねった光の中に消えるシグナルを逃さずに・・
観えない・・聞こえない・・気づかない・・
風の中に潜む愛をキャッチしようよ・・
読むんだ・・詠めるよ・・視ないものの言葉が・・・
詠もう・・・姿なきスタイルを・・・
風を読め・・空気に靡く文字を読むんだ・・
肌で読め・・
五感の眼を使えば・・無数の耳が聳つ・・
感じ取ろう・・嗅ぎ取ろう・・・
読み取ろう形なき文字を・・
真っ白な紙面に透けて視えるよ。
緑の風に浮き上がるよ・・・
風色を纏い 匂いを嗅ぎ・・・
五感のセンサーを使うんだ・・・
言音に色香が陽炎影を紡ぎ・・
彩る愛を添えよう・・
愛が光を放てば・・言の箱が光りだす・・
届くよ・・きっと君の元へ飛び立つよ・・・
動けぬ花は屈折する光を集めて命を育むから・・
絶え間なく失せる温もりを集めて美しさを輝かせるだろう・・・
どんな曲がりくねった道でも・・
辛抱強く愛の灯りを探し求めたら・・
潜む愛を・・
風から・・青い空から・・真っ赤な花から読めるよ・・・・
強いシグナルは褪せない愛を送るよ・・・
雨風に耐えた花のように・・・